「銀行や消費者金融でお金を借りたいけど、審査が通るか不安・・・」
こういった悩みを抱えている方はいませんか?
審査が無事通るか不安な場合は、ゆうちょ銀行(郵便局)でお金を借りるのがオススメです。
ゆうちょ銀行が提供している貸付サービスは、条件さえ満たしていれば誰でも申請することが可能です。
審査なしで利用できるため、専業主婦・学生・無職の方でも借入できます。
貸付利率 | 貸付限度額 | |
貯金担保自動貸付 | 担保定額貯金:返済時の約定金利(%)+0.25% 担保定期貯金:預入時の約定金利(%)+0.5% |
最大300万円まで |
国債等担保自動貸付 【2019年3月に受付終了】 |
借入時における預金期間1年の定期貯金の約定利率(%)+1.70% | 最大200万円まで |
財産形成貯金担保貸付 【2019年3月に受付終了】 |
返済時の約定金利(%)+0.25% | 1冊の総合口座通帳につき最大300万円まで |
ただしゆうちょ銀行の貸付サービスは、種類ごとに貸付対象が異なります。
担保となる貯金や貸付期間も違うため、申請する際は注意が必要です。
そこで今回はゆうちょ銀行が提供している貸付サービスや、申請手順などについて調べてみました。
ゆうちょ銀行からお金を借りるつもりの方は、ぜひ内容をチェックしておいてください。
ゆうちょ銀行でお金を借りる方法
ゆうちょ銀行(郵便局)の貸付サービスには、3つの種類が存在します。
以下の貯金を持っている方のみ、申請することが可能です。
貯金の種類 | 利用できる貸付サービス |
担保定額貯金 | 貯金担保自動貸付 |
担保定期貯金 | |
財形貯金 | 財産形成貯金担保貸付 |
国債 | 国債等担保自動貸付 |
利用できる貸付サービスは、貯金の種類ごとに異なります。
もちろん担保となる貯金がない方は、お金を借りることができません。
貸付サービスの種類は、以下の通りです。
- 貯金担保自動貸付
- 国債等担保自動貸付
- 財産形成貯金担保貸付
ただし現在申し込みできるのは、【貯金担保自動貸付】だけです。
国債等担保自動貸付と財産形成貯金担保貸付は、2019年3月に新規申込を終了しています。
これから申請を行う方は、貯金担保自動貸付しか選択できないので注意してください。
ここではそれぞれの貸付制度について解説します。
貯金担保自動貸付
貯金担保自動貸付は、担保定額貯金や担保定期貯金を持っている方が利用できる貸付サービスです。
これらの貯金を担保にすることで、預け入れ金額の90%にあたるお金を借入できます。
担保となる貯金 | 担保定額貯金または担保定期貯金 |
貸付の上限 | 担保の90%まで |
貸付限度額 | 最大300万円 |
引き出し回数 | 制限なし |
貸付期間 | 2年 |
返済回数・返済額 | 制限なし |
貸付利率 | 担保定額貯金:返済時の約定金利(%)+0.25% 担保定期貯金:預入時の約定金利(%)+0.5% |
貯金担保自動貸付は貸付期間が2年間と決まっています。
その代わり、返済回数や返済額は制限されていません。
そのため毎月の収入に合わせて返済額を自由に決定でき、初めての方でも安心して利用できます。
ボーナスが発生した月に一括で融資を完済することも可能です。
ただし貯金担保自動貸付の貸付利率は、担保にした貯金の種類に応じて若干変動します。
融資を受け取った後は返済総額を確認しつつ、毎月少しずつお金を返済しなければいけません。
期限内にお金が返済できない場合は、担保となる貯金から不足分が差し引かれてしまいます。
貯金担保自動貸付を申請する時は、申請前に必ず利息・返済総額を確認しておいてください。
国債等担保自動貸付
国債等担保自動貸付は、ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口で国債を購入した方が利用できる貸付サービスです。
他の貸付サービスと違い、借入できる金額は担保の80%にあたる金額までとなっています。
担保となる貯金 | 利付国債・個人向け国債 |
貸付の上限 | 担保の80%まで |
貸付限度額 | 最大200万円 |
引き出し回数 | 制限なし |
貸付期間 | 1年 |
返済回数 | 1~4回 |
貸付利率 | 借入時における預入期間1年の定期貯金の約定利率(%)+1.70% |
※新規申込の受付は、2019年3月29日に終了しています
国債等担保自動貸付が利用できるのは、利付国債もしくは個人向け国債を持っている方です。
引き出し回数に制限はなく、最大200万円までは自由に借入できます。
しかし他の貸付サービスに比べて、国債等担保自動貸付の貸付期間は1年と短いです。
返済回数も最大で4回と定められているため、借入額が高額だと毎月の返済負担が大きくなります。
借入を行う際は、返済遅延などのトラブルが発生しないように気をつけてください。
財産形成貯金担保貸付
財産形成貯金担保貸付は、財形定額貯金・財形年金定額貯金・財形住宅定額貯金を所有している方が利用できる貸付サービスです。
1件の契約につき、最大300万円まで借入できます。
担保となる貯金 | 財形定額貯金・財形年金定額貯金・財形住宅定額貯金 |
貸付の上限 | 担保の90%まで |
貸付限度額 | 1冊の総合口座通帳につき最大300万円まで |
引き出し回数 | 2回まで |
貸付期間 | 2年 |
返済回数 | 1~4回 |
貸付利率 | 返済時の約定金利(%)+0.25% |
※新規申込の受付は、2019年3月29日に終了しています
財産形成貯金担保貸付の借入額は、1,000円から自由に設定することが可能です。
借入額を必要な分だけ申請することで、お金の借り過ぎを予防できます。
ただし他の貸付サービスとは違い、財産形成貯金担保貸付の引き出し回数は2回までです。
2回目以降は、ATMからお金を借りることができなくなります。
これから財産形成貯金担保貸付を利用する方は、引き出し回数に制限があることをしっかり認識しておいてください。
ゆうちょ銀行からお金を借りる時の申込手順
貯金担保自動貸付などを利用する場合は、まず申し込み手続きを行います。
貸付サービスの申込手順は、以下の通りです。
- ゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口へ来店する
- 申請手続きを行い、必要書類を提出する
- ゆうちょ銀行のATMでお金を引き出す
貸付サービスはカードローンのように、公式サイトなどから申請することはできません。
手続きを行うには、ゆうちょ銀行・郵便局の貯金窓口へ行く必要があります。
申請の際に必要となる書類は、以下の通りです。
- 総合口座の通帳
- 届出印
- 本人確認書類
総合口座の通帳を持っていない方は、普通貯金通帳と定期貯金通帳が必要になります。
自動貸付は審査なしで申し込みOK
ゆうちょ銀行の貸付サービスは、審査なしで利用できます。
申込者の年齢も制限されていないため、学生・未成年の方でも利用することが可能です。
また貸付サービスはカードローンのように、毎月の返済額や返済回数が指定されていません。
それぞれの収入に合わせて返済を行うことが可能なので、収入が不安定な方でも利用しやすいです。
銀行・消費者金融での借入が難しい方は、ぜひゆうちょ銀行での借入を検討してみてください。
申し込みできる時間帯は9時~16時まで
ゆうちょ銀行・郵便局の営業時間は、平日の9時~16時までとなっています。
土日祝日は営業時間外となっているため、申請ができるのはこの時間帯だけです。
ただし郵便局によっては、17時~18時まで営業している場合もあります。
16時までに申請するのが難しいという方は、一度郵便局の営業時間を調べてみてください。
申込時に必要となる書類
貯金担保自動貸付を申請する時は、必要書類を提出しなければいけません。
書類が不足すると提出が完了するまで、申請手続きはストップしてしまいます。
本人確認書類として提出できる書類は、以下の通りです。
顔写真ありの書類(どちらか1点) | 顔写真がない書類(どちらか2点) |
・運転免許証 ・運転経歴証明書(平成34年4月1日以降交付のもの) ・パスポート ・マイナンバーカード ・療育手帳 ・在留カード |
・公的料金の領収証書 ・各種保険証 ・国民年金手帳 ・特別児童扶養手当証書 ・母子健康手帳 ・児童扶養手当証書 |
ちなみに本人確認書類の提出数は、顔写真ありの場合だと1点でOKです。
顔写真のない書類を出す場合、提出数は2点となります。
前もって必要書類を用意する時は、書類の提出数を間違えないようにしてください。
ゆうちょ銀行でお金を借りる時の注意点
ゆうちょ銀行が提供する貸付サービスは、担保さえ用意できれば誰でも申請できます。
審査なしで利用できるので、信用情報に傷がある方にもオススメです。
しかし申請を行う際は、以下の点に注意する必要があります。
財産形成貯金担保貸付はATMでの返済ができない
貯金担保自動貸付と国債等担保自動貸付は、ATMで借入・返済を行うことが可能です。
しかし財産形成貯金担保貸付の場合、返済はゆうちょ銀行の貯金窓口でしかできません。
そのため、基本的に16時以降は返済できなくなるケースが多いです。
すでに財産形成貯金担保貸付を利用している方は、滞納しないように気をつけてください。
ただし郵便局によっては、貯金窓口が17時~18時まで営業している場合もあります。
貯金窓口が何時まで営業しているか知りたい方は、店舗情報を確認してみてください。
カードローン【したく】は現在利用できない
郵便局では以前、【したく】というカードローンが存在していました。
【したく】は20歳以上で安定した収入がある方なら誰でも利用できる商品です。
スルガ銀行との共同運営で登場したもので、金利は7.0%~14.90%となっていました。
しかしこちらのカードローンは、2018年10月末で新規受付を終了しています。
現在では、すでに契約を行っている方しか利用できません。
まとめ
ゆうちょ銀行の貸付制度や申請手順などについて解説しましたが、いかがでしたか?
ゆうちょ銀行の貸付サービスなら、誰でも審査なしで融資を受け取ることが可能です。
担保となる貯金さえあれば、専業主婦・学生・未成年・無職の方でも契約できます。
申し込みの流れもシンプルで、初めての方でも気軽に申請できます。
ただし契約の際は、以下の書類が必要です。
- 総合口座の通帳
- 届出印
- 本人確認書類
ゆうちょ銀行からお金を借りる方はここで解説した情報を活かし、スムーズに手続きをすすめられるよう対応してみてください。
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